レンタルスペース
レンタルスペースは、会議にとどまらず多種多様な用途に利用できます。スペースによっては何らかの制限があるところもありますが、同じ業者が持っている別のスペースなら対応可能ということもよくあります。
極論すれば、「レンタルスペースでできないコトはない」のです。
多種多様な飲み会・パーティー・宴会に
飲み会やパーティーとなると、居酒屋などの飲食店で予約をとっておこなうのが一般的でしょう。それはそれで、もちろん楽しめるものです。
ただ、なにかと制約もあります。たとえば、「そのお店にない、好きなお酒を持ち込めない(持ち込み料がかかる)」、「料理を持ち込めない」というのはよくあるお悩みです。「ほかのお客さんもいるのであまり大騒ぎできない」こともあります。そして多くの飲食店では「時間は2時間」くらいに設定してあって、それを過ぎるとお店を出なければならないことになります。
レンタルスペースで飲み会・パーティーをおこなう場合、上記の制約はすべて外せます。お酒や料理を持ち寄ってできます。自分で料理できるキッチン付きレンタルスペースもたくさんあります。また、大騒ぎしても大丈夫なスペースはあります。羽目を外しすぎて備品をこわすなどしないかぎりは、問題ありません。時間も最初から4時間、5時間と予約しておけば、ゆっくりすごすことができます。
レンタルスペースで開くパーティーは「自由」です。
ハロウィーン・クリスマスも
ここ5年ほどで若者の間に定着し、盛り上がってきているハロウィーンのコスプレですが、最近は「羽目を外しすぎて……」の騒動が目立ち、物議をかもしています。
屋外、街角ではなくレンタルスペースの中でコスプレすれば、問題になることはなくなるでしょう。街角では立ち止まったり踊ったりすると警察官に注意されますが、レンタルスペース内であれば自由です。露出の多いコスプレでも、寒くありません。
クリスマスパーティーも、気心の知れた仲間同士で、ゆったりと楽しめます。クリスマスツリーをはじめとした、それらしい飾りつけをほどこしたレンタルスペースもありますし、サンタクロースやトナカイのコスプレをしてもいいですし、そういったコスプレをしたコンパニオンを呼ぶことだってできます。
キッチン付きレンタルスペースが拡大中
若者を中心に、「キッチン付きレンタルスペース」でパーティーを開くというトレンドが立ち上がっています。ここでも「自由」がキーワードになります。
まず、低コストが期待できます。
一般の飲食店には、経営上意識しなければならない「原価率」という指標があります。メニューを提供する価格のうち、原材料の食材の仕入れ値がどれくらいの割合を占めるかという数字です。実店舗で営業する場合だと、原価率は2~3割程度にする必要があると言われています。
これに対して、自分たちで料理するパーティーでは、自分たちで食材を買ってきて自分たちで食べるのですから、原価率など気にする必要はありません。安く済ませたければ安い食材を使えばいいのですし、思いっきり質のいい食材を使う方針をとったとしても、高級レストランで取られる金額よりはずっと安く済むでしょう。原価率2~3割という数字を参考にすると、レストランでひとり1万円かかるコースが、単純計算で2~3000円で楽しめることになります。もちろんプロと素人の技術の差があるという問題は残りますが、そこを考慮してもなお、大幅に格安にできることはまちがいないでしょう。
婚活・恋活パーティーも
結婚相談所などの業者や、自治体が企画する婚活パーティー・恋活パーティーにもレンタルスペースはよく使われます。それほどものでなくとも、単純に「コンパ」をレンタルスペースでやってもいいのです。
上記の「キッチン付きレンタルスペース」を婚活・恋活パーティーに応用するのもひとつの方法でしょう。腕に覚えのある女性にとっては、料理の技術はおおいにアピールポイントになります。男性の方も、豪快に中華鍋を振ってみせたり、ワインでフランベしてみせたりすると、かなり「かっこいい!」ということになるでしょう。
反対に、誰かが何か失敗してしまったときに、どんなふうにフォローしてあげるかといったあたりに人柄が表れる、ということもあるでしょう。
このように考えますと、男女がいっしょにクッキングを楽しむ婚活・恋活パーティーというのは、パートナー探しのツールとしてはなかなかすぐれたものと言えるのではないかと思われます。
ニッチなニーズにも応えるレンタルスペース
パーティー向けレンタルスペースには、あまり一般的ではない、すこし変わった、マイナーな好みに対応したユニークなものも数多く存在します。
パーティースペースとして、フォーマルでラグジュアリーな高級志向のものもあれば、カジュアルに楽しめるカフェ風のもの、日本風古民家の雰囲気を持つもの、「監獄カフェ」や「ゾンビカフェ」になっているものなど、ニッチな趣味・嗜好に合わせているユニークなスタイルも、探せば見つかるのです。
こういったスペースは、パーティーばかりではなく「撮影用」の貸しスタジオとしての性格も持っています。一風変わった空間の雰囲気を楽しみながら、あるいはコスプレ撮影をしながら飲食やカラオケを楽しむといったパーティーに向いたスペースです。
たとえば、「オールドアメリカン」、「レトロスペクティヴ・ヨーロッパ」など、欧米の歴史的雰囲気をかもし出す内装のスペースがありますし、「レトロ」といえば「昭和」を思わせる古民家、和室、あるいは団地の一室といった「和風」のスペースもあります。
また、「廃墟萌え」する人々も相当数います。廃工場や古倉庫、朽ちかけた空き家のような雰囲気のスペースがあります。刑事ドラマやサスペンスドラマでは、犯人が拠点とするアジト、人質を監禁するための場所、銃撃戦の末、最後に犯人が捕まる場面などでしばしば廃墟が舞台となります。また、ひとつの空間全体を芸術作品として形作っていく「インスタレーション」というアートのジャンルがありますが、そのインスタレーションのためのカンバスとしても、廃墟はうってつけです。
あえてそういった場所の雰囲気を楽しみながらのパーティーというのも、乙な趣向と言えるかも知れません。
レンタルスペースの用途は無制限
パーティーという用途を見てきましたが、それ以外にもレンタルスペースの用途はいくらでもあります。
会社説明会、適性試験、採用面接といった採用活動にも使えます。似たような用途では俳優、歌手、タレントのオーディションもできます。芸能ということでいえば、ディナーショーやトークショーの場も設けられます。
教育やセミナーにも使えます。研修をはじめ、英語教室、カルチャースクール、パソコンスクール、講演会など、各種のセミナーに利用できます。
教育目的の利用だと「スクール型」のレイアウトが多用されるでしょうが、この形においては記者会見、株主総会、IR説明会といったイベントもおこなえます。
作品の展示会、特産品の見本市・即売会といった、「見せる」・「試せる」イベントもできます。その場で商談をおこなうことができ、商機をつかむことにもつながります。
さらには、冠婚葬祭、表彰式といった各種の式典も、それぞれにふさわしい風格と雰囲気をそなえたレンタルスペースで開催可能です。
このように、レンタルスペースは文字通り「なんでもできる」のです。
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